新スピーカー導入
導入して一年にも満たずにS-1EXとはお別れとなった。
新スピーカーはウィルソンオーディオシステム8のポルシェヴァイオレット色。
S-1EXはちょっと難しすぎた。映画ファンか、マニア向けといえるだろう。オーディオ的に追い込もうとするととても難しい。
システム8は定価は4倍もする。もう、部品の原価とかを考えれば非現実的な価格帯だろう。現物を手に入れて、しげしげと観察すると、コストのかかる作りであることは確認できた。パピーの上面はワットの置き台になっているわけだが、スピーカーというよりも何かの精密機器のようである。全身くまなく、実に丁寧に仕上げられていて、メイドインアメリカの上等なほうの典型、という感じがする。端正な姿が好ましい。
音は改めていうまでもなく、非常にいい。低音がリズミカルで締まりがあり、情報量が圧倒的に多い。まさにリファレンスだ。アメリカンハイエンドの入り口に遂に到達した感じがする。聴く音源が雑食性の自分にはいい選択だった。
設置がシビアといっても、聞こえ方が設置状態に反応にして分かりやすく変わるというだけで、設置そのものには神経を使う部分はない。どんな位置においても、それなりに、そのとおりに鳴る。クリプトンのボードの上に乗せているので、ちょっと全高が高くなってしまった。
下取りに出したS-1EXはたちまちにして売れたようだ。気に入ってくれる人に手に早く渡って、よかった。
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