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2009年7月

ツタヤDISCAS

ツタヤのDISCASを使い始めて数ヶ月。大変いいサービスだ。最初は月に4枚のコースから始めたが、すぐに8枚コースに変更。手間がかからないのが何よりである。見たいなと思ったDVDをメモするかわりに予約リストに登録しておけばいい。なかなか送られてこないソフトの場合は店舗で借りて、予約リストからはキャンセルすればいつでも見たい映画が見れる。オンライン配信で同じだけのタイトル数と利便性が確保させるのはまだかなり先になるだろう。それまではこの方式はとてもよい。

昨日は「エリザベス・コールデンエイジ」を観た。ケイト・ブランシェットが生まれ変わりかというくらいなりきっていて面白い。セットが素晴らしい。

オーディオとシアターのシステム分離の結果、システム8を横目で見ながら映画を観る格好になった。これが少々うらめしい。デノンの55SGスピーカーとは価格差60倍(!)だが、価格差の意味、映像鑑賞における音響の重要性など、とっても勉強になる。兼用ではなく、両方それぞれで最適化されたシステムを構築したい。

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90度分離配置

オーディオとシアターを90度分離して数日が経つ。オーディオのみにしたことでスピーカーの配置も完全に自由になり、スピーカーの間にラックがある自然な配置になったのは非常にいい。元のような両立方式にはもう戻さないだろう。スピーカー前面とリスニングポイントの距離がたっぷり3.5メートルとれるようになり、響きがとても豊かになった。本来これくらいは離して使うべきスピーカーなのだろう。ヒラリーハーンのシベリウス協奏曲を聴くと、S-1EXの頃とは段違いに低音が入っていることが分かる。ダイナミックレンジが思っていたよりずっと広いディスクなのだ。システム8はすごい。音楽がとても面白く聴ける。

だがしかし、シアターのほうは、これまでリア用にしていたデノンがフロントに来て、音の落差に妙な感銘を受けている。まあ、こっちもどうにかする楽しみができた。ツインピークスのDVDを観てるくらいでも印象が全くの別物となる。その意味ではシステム分離で失ったものは大きいのだが、オーディオ側のメリットが上回る。

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配置換え断行

部屋の長手方向にオーディオ、横長方向にホームシアターという90度分離配置をやってみた。これが非常に調子がいい。スピーカーの間にオーディオラックを置けて見た目がとても落ち着いた。何よりも、オーディオとホームシアターという異質なシステムを共存させる無理がなくなってすっきりするのがいい。AVアンプのパワーアンプ部もほぼフルに活用できる。

ケーブルも短くなり、3.5メートルのバランスケーブルがいらなくなる。AVアンプとプリをつなぐ6メートルのRCAケーブルも不要になってしまった。合計数十万円分ではないか。。。

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ヒューズが切れた

プリアンプ、エアーK3のヒューズが切れた。配置換えをしてコンセントを入れなおし、赤いランプが点灯した直後に落ちたので、初めてヒューズボックスを開けてみた。テスターで導通をみると切れている。ヒューズはガラス線にコイル状に極細のワイヤーが巻いてある。スローブローにするためらしい。型番はT1L250Vとある。アメリカの表記だろう。ネットで調べても正確な定格がわからないが、掲示板の書き込みによれば1A。買った中古屋もはっきり分からないそうである。直径5ミリ、長さ20ミリのちっぽけなガラス管ヒューズだ。

ちょっと調べるとオーディオ用ヒューズがいろいろと出てくる。どれも1Aの定格で4000円前後もする。問い合わせると大井町のラビや川崎のヨドバシでも売っているようだ。だけどヒューズだから、もし異常があればまた電源を通した瞬間に切れるわけで、その瞬間に4000円がパーだ。

電話してみると、港北のノースポートにあるホームセンターのくろがねやに置いてあるとのこと。4本入りで208円(!)。一本50円くらいである。ワイヤーは髪の毛のような細さの単線で、コイル状にはなっていない。おそらくスローブロータイプとやらではないのだろう。とりあえず買って帰る。

しげしげと眺めてみると、あんまりオーディオ的にわくわくする部品ではない。これなら4000円のオーディオグレードが出現するのも道理だ。一度ヒューズを交換したマニアならどうにかしたくなるだろう。何万円もする、50Aも通せるような極太の電源コードをつないでも結局はこの、髪の毛のようなワイヤーと、ぷちっと挟み込むだけのヒューズホルダーを経由するのである。なんだか幻滅である。ヒューズを嫌って安全回路を組み込む装置が多いのも分かる。

交換してみると、もちろん動作し音もでて、いつものようにいい音である。が、ちょっと気持ちが引っかかるのも仕方ない。

中古屋に聞いてみると、オーディオグレードヒューズは確かに音は変わるが賛否両論あるそうだ。メーカーのオリジナルにこだわる人もいるらしい。ディーラー取り寄せだと少し時間はかかるようだが、オーディオグレード、ホームセンターの50円ヒューズ、そして純正品で音の比較をしてみたくなるというものだ。

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SACDプレーヤー、プリ

SACDプレーヤーが色々出てきているので試聴してみた。ワディア581の中古を御茶ノ水オーディオユニオンに見に行くが、先客がいて試聴できず。ハイエンドフロアにて日本メーカー製品を比較してみる。ラックスマンD-08とアキュフェーズDP700。DP700は静か。前後の空間表現が正確。音像が小さくフォーカスする。現用のエソテリックX03SEもデモ機があったので比較してみたが、ややきめ細かさが最新機種に譲るかも知れないという程度。その分、多くの人が書いているように元気のある晴れやかな音。まあ、この分野は数年前からかなり来るところまで来ているのかも知れない。国産では惹かれる機種はなさそうだ。こんどまとめて海外勢をじっくり比較してみたい。

プリアンプをちょこっと比較。ヴィオラのカデンツァ、クレルのEVO222、マッキントッシュC46を同条件で聴いてみる。印象的なのはクレルEVO222。音質の品格が高く、力強い。C46はやはりナロー。カデンツァはEVO222と比べてしまうと特徴に乏しい。現用のエアーK3xと比較してみたかった。クレルは操作感も抜群。でも、パワーアンプも欲しくなってしまうに違いない。

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システム8の印象

新規導入したウィルソンオーディオシステム8の印象。

①低音が高解像度。以前に比べると差は明白。最低音まではっきりと識別でき、結果として音楽のリズムが明確になる。低音域にも解像度があるんだなあ、と。

②高音に伸びがあり、にじみや刺激がない。店頭なとでウィルソンオーディオが鳴っていても感じるつややかな感触が特徴。ブランクーシの金色の彫刻のように、なめらかでクリア。ワットのピラミッド型のエンクロージャーが効いている感じである。

③とどろきわたる中域。これはとにかく迫力。スピーカー間の壁の向こうから金管楽器の音が飛び込んでくる。爽快感があってやみつきになる。

④まとわりつかない。音はしかるべき位置に定位して、リスニングポジションに座っている限り、左右のスピーカーから音が出ているのを感じ取ることはできない。「消える」能力は高い。

⑤設置自由度が高い。ワットは3点支持になっていて、後ろ足の高さで中高音の放射角を変えられる。リスニングポジションまでの距離と耳の高さの組み合わせで調整する。スピーカーのスパイク足は高さを3段階くらい変更でき、スピーカー全体の高さ調整ができる。リアバスレフは壁にかなり近づけてもボケにくい。

買ったばかりだし、さすがにいいことづくめの印象だ。

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新スピーカー導入

導入して一年にも満たずにS-1EXとはお別れとなった。
新スピーカーはウィルソンオーディオシステム8のポルシェヴァイオレット色。

S-1EXはちょっと難しすぎた。映画ファンか、マニア向けといえるだろう。オーディオ的に追い込もうとするととても難しい。
システム8は定価は4倍もする。もう、部品の原価とかを考えれば非現実的な価格帯だろう。現物を手に入れて、しげしげと観察すると、コストのかかる作りであることは確認できた。パピーの上面はワットの置き台になっているわけだが、スピーカーというよりも何かの精密機器のようである。全身くまなく、実に丁寧に仕上げられていて、メイドインアメリカの上等なほうの典型、という感じがする。端正な姿が好ましい。
音は改めていうまでもなく、非常にいい。低音がリズミカルで締まりがあり、情報量が圧倒的に多い。まさにリファレンスだ。アメリカンハイエンドの入り口に遂に到達した感じがする。聴く音源が雑食性の自分にはいい選択だった。

設置がシビアといっても、聞こえ方が設置状態に反応にして分かりやすく変わるというだけで、設置そのものには神経を使う部分はない。どんな位置においても、それなりに、そのとおりに鳴る。クリプトンのボードの上に乗せているので、ちょっと全高が高くなってしまった。
下取りに出したS-1EXはたちまちにして売れたようだ。気に入ってくれる人に手に早く渡って、よかった。

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