« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

秋葉原散歩

秋葉原には小学生のころから通っている。ずいぶん変わったとはいえ、やっぱり楽しい。何時間でもいてしまう。今日はダイナ、サウンドハウス、向かいのダイナ中古、レフィーネアネーロにいってヨドバシにて買い物。

ダイナは歳末展示品処分が進んでいて、結構中古もあって面白い。いろいろとお買い得品。マトリックス802の初代が20万円弱。とはいっても10年落ち以上だから。よく値段が残っている。それにしてもとにかく一部の店員が愛想悪いよなあ。売る気あんのかね。秋葉原だからだろうか。いらっしゃい、くらい声かけりゃいいじゃん。と思うのは私だけだろうか。仮に、仮に無愛想にしてたほうが売れる、としてもだ。客商売なんだから声かけないかね、常識として。
印象に残ったのはエステティクスの新品カリプソ、アトラスのコンビ。パウエルアコースティクスのブックシェルフにつながっていたが、非常にいい音で鳴っていた。これはいいと思う。天板ごしに良質と思われる部品や配線が見える。アメリカ製だけどヨーロッパ風の丁寧なつくりだ。同じハイブリッドでもオクターブのアンプより音楽的な鳴り方をしている気がする。パウエルのスピーカーのせいかも知れないけど。パウエルのスピーカーはいいな。趣味よい道具。以前、70万円でサウンドハウスで中古が出ていた。それなら安いと思う。そういう趣味のよい路線でまとめたシステムがひとつあってもよいなあ。エステティクスはインターナショナルオーディオショーで超高額のが出ていた。ダイナにも7階にはあるようだが興味なし。上のほうの階にはすっかり足が遠のいたなあ。
カリプソ、アトラスは価格帯もちょうどよく、候補にしようかな。フロントパネルや三角形のボタンの趣味もよい。
サウンドハウスは一階にて、ローサーの新製品なるフルレンジ一発のスピーカーをアナログで鳴らしたところに遭遇。キャノンボールアダレイのサムシングエルスが素晴らしい雰囲気で鳴っていて惹かれた。自宅のS-1EXでCDを鳴らしてみたが、うーんずいぶんと違う感じ。録音年代が全然違って聞こえてしまう。上の階ではリンのマジックDS、ユニゾンの管球プリメイン、ソナスファベールのブックシェルフで、パガニーニ、ヴュータンでマリナー指揮、ムローバの協奏曲を鳴らしていて、すごくいい音。うーんブックシェルフいいなあ。ソナスとかパウエルとかの、ヨーロッパ系の上質なブックシェルフというのは一度使ってみるべきだと感じた。この音源を早速調べてみると、アマゾンでも品切れ。ヴュータンは持っていなかったのでパールマンのディスクを注文。パガニーニのV協奏曲1番ハーン演奏を自宅で聴いてみる。
3階だったか、システム8がよい音で鳴っていた。よく似合うヴァイオレット色の現品でお買い得。アンプはヴィオラのフォルテかな?やっぱり高いけどいいスピーカーだなあ。音がWATTユニットの間、スピーカーから離れた空中にふわっとうまく定位する様はいつ聴いても感心する。なぜか全然まとわりつかない。ソフィアとは全然違う。そしてこの背の高さがちょうどいいと納得。これを買ったら「一生もの」になるのかもね。30年くらい使えそうだし。
レフィーネアネーロはコプラーレのラックが沢山置いてある。色とりどり。ラックはこの際、家を建ててくれた建築士のお兄さんの家具屋さんにでも、設計図描いて頼もうかな。
そしてヨドバシだ。デノンのDVD-2500BTを購入!店にいくまでこの機種を知らなかった。3800からDAC部分を抜き出したような感じかな?出力はHDMIしかなくて裏面はすっきり。アナログ出力はどうせ使わないからこれでいい。お値段は半分以下で、まあ高くはないのでは。子供にプレステ3をゲーム機として下ろしてしまったのでBDが観られない状態になっているから、届くのが非常に楽しみだ。
そして遂にリアスピーカーを購入。ああ、やっぱり究極お買い得国産品を買ってしまう自分。これなら何も言わずにリアスピーカーの地位に甘んじくれそうな機器ではある。
ついでにメーター1000円くらいのaetのスピーカーケーブルも購入。S-1EXの後ろ足用に、J1のインシュレーター35ミリ径のを購入。機器は必死でお買い得品を探すのにアクセサリーはぽんぽん買う精神構造になってしまった。
エアーのエージング用音源CD、IBEもやっと購入。ポイント使って買い物がどんどん済んでしまう。アクセサリー売り場は使える。ここで買えるものは全部ここで、と思ってしまうよやはり。恐るべし量販店。
丸福コーヒーにて、これは名(チェーン)店だと思うが、コーヒーとホットケーキで休憩。コーヒー豆を二袋買ってみる。
これで4時間半もぶらぶらしてしまった。

|

逆相接続

愚かなことに逆相だった。エアーのプリアンプK-3xのアンバランス出力は逆相出力になっているとマニュアルに書いてあるのを忘れていたのだ。これを直したらクラシックが全く問題なくなってしまった。逆相でも要するに全部逆にスピーカーが動いてるだけだから関係ないや、とも思うがそうでもないんだなあ。なぜかは分からないが。コリンデイヴィスのベートーベン序曲集を聴く。まったく別ものではないか。なんと愚かなことであろうか。気がついてよかった。S-1EXはクラシックに向いてないのかと思いかけていた。

|

ラックスマン

オーディオ屋さんをふらふら歩いていて、音が耳に止まり、立ち去れなくなればそれは自分と相性のいい音が出ている時だ。そんなことがたびたび起こるのがラックスのアンプ。特に800シリーズ、600シリーズはよい。音色を作りこんである感じがするので、全然そうではないS-1EXと相性がいいような気がする。C-800fは完全バランス構成なのでプリメイン間はバランスにしないと勿体ない。やっぱりバランスケーブルを買っておけばよかった。

C-600fにすれば、安いし、アンバランス構成なのでちょうどいいけれど、基盤の材質や電極類などのグレードが800ほどではない。800はほぼ1000と同じグレードを使っているようだから、600だとちょっと廉価版な感じになる。これは残念だ。四の五の言わずに800にしておけ、ということかな。そして長尺のバランスケーブルを買い足せと。いや、それよりもオーディオ系の機器類をスピーカーの間に並べて、その分グレードの高いケーブルにしたほうが報われるだろう。80センチで15万円のケーブルも6メートルになれば50万円を超えるわけだから差額で高性能なアンプラックなりボードが買えてしまう。そうしようっと。

|

プログレ

パイオニアS-1EXの新しいシステムで「クリムゾンキングの宮殿」と「ザ・ウォール」を聴く。ルネサンスも素晴らしかったが、この二つの作品をS-1EXでたっぷりした音量で聴く幸せは最高だ。こんなにいいものだとは思わなかった。このスピーカーにしてから、ジャズ、ロック、ボーカルを聴く回数がとても増えた。
現在の構成でもっとも安価なコンポーネントはパワーアンプのケルンKO2なのだが、音は楽しめるなあ。評論家の細谷氏が「価格が倍以上に相当」とステサンに書いてたけど、そうなれば100万円級ということかな。確かにそうだと言っておけば通用するかも知れない。ほんとは中古で18万円だけどね。これを、完全に、圧倒的に上回る(お買い得)パワーアンプを探さなければ。
ケーブルとセッティング、電源にある程度資源配分しているのがよいのだろう。

|

リアスピーカー選び

フロントがS-1EXになって、当面の課題はリアスピーカー選びだ。オンキョーのホームシアターセットについていた、一個3000円のスピーカーをつないで再生したら、あまりの しょぼさに映画みながら振り返ってしまった。リアスピーカーは効果音だから音さえ出れば何でもいい、とダイナのシアター担当者にまで言われたが大嘘であ る。アンソニーギャロの球状のを薦められたが論外ではないか。

順当ならS-3EXとか、システム8とかパイオニア製だろうが、それではあまりにもつまらない。一応オーディオファンである。何でもいいのでそこそこ音色が揃いそうな、でも全帯域、フルパワーで鳴る、しっかりと重いトールボーイを探す。低音は絶対に出ないといけない。Thielとか、いいかもしれない。

こんなことなら古いエナジー21のスピーカーを処分しなければよかった。スピーカーというのは一旦購入してしまうと情が移ってしまう。なんか、魂があるような感じがしてしまう。もしもモノに魂が宿るなら、スピーカーも相当宿るほうなんじゃないか。何しろ毎日歌ってるんだからね。

それぞれメインシステムとなるべく設計製作されたのに、リアスピーカーという地位に甘んじてもらうのがなんか申し訳ない。ちゃんとした育ちの娘さんが二号に収まってしまうような理不尽さというか不憫さを感じてしまうのだ。あほみたいだが。

12月号のオーディオ雑誌に評論家の方々のシステムが紹介されていて興味深い。マルチchのスピーカーにはそれぞれ考え方の違いがあるようだ。オーディオ評論家の場合は同じ機種で揃えるか、まったくこだわらないかに分かれるようである。やっぱりメーカーの推奨どおりに同じブランドでホームシアター風に揃えるのは、オーディオ評論家としては避けたい所なのだろう。その気持ちはよく分かる。

|

いいラックはどこに。

ゾーセカスが輸入停止になってから、ラックはどうなっているんだろうか。3点支持の欧州製品はちょっと大げさだし、メカメカしいし、3本足は地震国日本にはどうも不安である。J1のようなボードを円柱でつなげるタイプはデザインに芸がない。クアドラスパイアしかないという状況で、実際にかなり売れているようだ。彼らもなんでこんなに日本で売れるのか不思議がっているに違いない。ヨドバシ秋葉原で扱えば相当売れるのではないだろうか。ロジスティクスや品揃えが大変だから、モジュラータイプじゃないと成り立たないのだろう。日本だけではマーケットが小さすぎて本格的なものは作りにくいであろうし。ゾーセカスのような、温かみのあるデザインでいい製品が出るとよいが。

|

J1プロジェクトのスピーカーインシュレーター

スピーカーのインシュレーターをタオック製から、J1プロジェクトのICPコンポジットBA50HBに変更。タオックで死んでしまっていた音が蘇ってクッキリした。ピアノ、オーケストラ、ボーカル、すべて改善。これはS-1EXには必需品だなあ。
タオック製インシュレーターは音響製品といえるのだろうか。かなり高価な割には音響的な意味はないようである。塗装もパリパリ剥がれるし、ほとんどインチキではないだろうか。タオック製品は敬遠しよう。
プリアンプ電源の鳴き止め重りに置いておく。

|

新スピーカー

半年くらい迷いまくっていたスピーカーを遂に購入。
なぜかパイオニアS-1EX!秋葉原某店にて、メーカー新品2割5分引きにて。ヨドバシでも定価販売のようだから、お買い得といえるだろう。5倍くらいの予算を想定してたのに。スピーカーは一度買うとおいそれとは替えられない。もうちょっと高いのにしとけばよかったかとも思うが、使用後約2ヶ月、まあ満足している。
結果的にはよかったのではないか。僕は外車を新車で買ったことのないケチである。数百万円の海外スピーカーをそのまま、そうですか、とはやはり買えなかったなあ。性格だ。とにかく足でお買い得品を捜し歩いたのだが、ある日フラッと入った某店であっけなくS1EXである。
いろいろな美点のあるスピーカーだ。
①大きさ、重さが必要十分。ウーファーの規模の割にはたっぷりした容量がある。低音もよく伸びるし、高さもあるのでオーケストラのスケール感が出る。
②あんまり性格がない。ケーブルで音色が調整できる。どんなソフトも、映画も、入っている信号はきちんと再生。クラシックもよい。ハイスピードなので、ジャズも楽しい。映画バイオハザードのマリリンマンソンの音楽がバリバリ聴ける。たのしーい。その引き換えに「美音」ではない。でもちゃんと自分の存在を「消して」くれる。
③高域がきつくない。キーんとくる共振を感じない。大音量でも安心快適。
④設置しやすい。容量の割りにはスリムで、足がしっかりしているので安定感がある。ホームシアターを想定しているので兼用シアターに好適。
⑤SN感高い。ハイエンドな感じというと笑われそうだけど、一般向けトールボーイとは一線を画していると思う。
⑥安い。内容からみたら激安では。スピーカーはウーハーの規模に応じた大きさと重さがないとダメだ。15センチ以上のダブルウーハーで重量20キロではその時点でダメ。この製品はそこに妥協と無理がない。パイオニアというコンシューマーマスブランドでよく出したな。CSTはR1のは総ベリリウムだがこっちはミッドレンジがセラミック。CSTの開発者はもとKEFらしい。

⑦形に個性がある。仕上げではなく形で個性。彫刻的なフォルムで、似てる製品はひとつもない。この形で、マジコのように積層材削りだしで豪華仕上げにしたら、価格は倍になるだろうけど、そこそこ売れるんじゃないか。

⑧ロゴがない。量産メーカーのロゴがあったら困る。本機はどこにロゴがあるのか分からない。試作品のようである。でもロゴがないのも寂しいなあ。身分は明かせません、みたいな。いまところ国産マスメーカーでハイエンドへの侵攻に成功しているのはティアックから派生したエソテリックブランドしかない。が、パイオニアにもその資格はある。それでTADということなのでしょうが、TADはどうもこう、弩級指向が強いような。アンプの試作品もで、でかい。子会社でハイエンドオーディオ専門のを作ったらどうだろうか。

機器類に投資をすれば、その見返りがちゃんと味わえそう。機器類のグレードアップが、景気後退にもめげずに進行して、あまりにも不釣合いになる日がくるまでは楽しめそうだ。
何よりもブックシェルフのように、小型の割には、といったエクスキューズがまったくいらない、フルサイズであることがよい。
ただし、スピーカーユニットの位置が高めなので、普通の椅子だとちょっと低めになる。音がCSTを結んだ線上くらいの位置に浮かぶのでちょっと位置が高すぎなんです。ファントムセンターで映画を見ればちょうどいいんだけどね。

若干、名残のあるスピーカー

モニターオーディオのプラチナム
兼用シアターには現在の最強製品なのではないか。音が重め、硬めかな、と思ってやめたが、もっとじっくり比較してもよかったかも知れない。仕上げはやっぱり魅力。

高いひとたち
レベルオーディオ ウルティマサロン2
これは音がいい。展示品処分が200万を切り始めた。それなら価格相応でしょう。定価は高すぎる。これにしとく手はあったかな。オールマイティーなキャラかと思うと案外繊細な性格。
ソナスファベール エリプサ
これも音がいい。だがシアター兼用ということで設置に難ありかと思い候補から落としてしまった。100インチなら問題なかったのだが。しかし、こういうのになると、バイオハザードを爆音で、というのが気が引けてくる。がしがしと遠慮なく鳴らし倒す、というのができなくなるんですよね。

除外したもの
ウィルソンオーディオ ソフィア2
展示処分のお買い得品があったが、音が硬いと感じた。

兼用となると、映画の爆音を入力しても抵抗がない機種、という縛りが結構効いてくる。JBLとか、パイオニアとか、PMCとか、ウェストレイクとか、ああいう系統の愛用者が多いのも分かる。アバロンとかジャーマンフィジクスでやろうとは、やっぱり思わないからなあ。

ハイエンド系で例外はウィルソンオーディオだろう。これはなぜか、遠慮なくバイオハザードがOKなキャラクターである。次はシステム8だろうか。買い換えるころはシステム9になってるんだろうか。あるいはマックスか。。。そういえばマックス2を買う、と宣言していたなあ一年くらい前には。。

|

スクリーン

スクリーンのサイズは、オーディオと両立させようとすると、100インチか、サウンドスクリーンになる。120インチをはさんでスピーカーを置くとあきすぎて眺めが間抜けだし、音も中抜けするのだ。だから、きちんと両立させるつもりなら、音を透過するサウンドスクリーンを仕込み、その後ろにスピーカーを置くのが正しい。小原さんのシアターの方式。
そうなると、最初からそのつもりで家の設計をやらないと無理。
こんな重要な法則をなんで誰も教えてくれないのだろうか。

我が家では、それなら100インチでいいや、ということでキクチの床から立ち上げるスタイリストリミテッドを購入。使ってみると実にいい製品で、さっと出し入れできるし、貧乏くささもないし、壁面がそのままでいいので、却って見た目もいい。オーディオが主役、AV脇役の兼用シアターにはちょうどいい。スピーカーは3メートル離して正三角形だと、やっぱりあきすぎる。2.5メートルくらい離すと、ちょうど100インチスクリーンが間にうまく収まって具合がいい。

|

なぜか総RCAに。

オーディオ系をスクリーンの前に並べるのが美しくないので、パワーアンプだけにする。スピーカーケーブルは高いから。バイワイヤーがいい、といので、まあ何でも試してみようということで、オーディオアナリシスのシルバーをもう一本購入。違いは、よく分からない。。。
これでスピーカーケーブルは合計20万円だ。。。
パワーアンプとプリの間は5メートルはある。さてどうするか。今までずっとバランスケーブルだったけれど、どうもキャノンプラグの接点が信用できない。RCAプラグは露出していて高級品のつくりの良さが見て分かる。どうせ完全バランス構成の機器は少ないし、今は使ってないし、ゴールドムントなんてRCAのが多いし、ということで血迷ってRCAにする。
電源ケーブルを気に入っているAETで長尺ものがよくそろっているので、中級品のHIN EVOの6メートルを購入。それでも12万円もする。。。
さて、プレーヤーとプリ間もそうなるとRCAかな(?)ということで、ゾノトーンの最高品、7NACグランディオ10を購入。10万円。。。

これらのRCAケーブルは効果があった。いままでのアクロテックの金色の6Nに比べると、ボーカルに濡れたような美しい艶。響きがとても豊か。同じ機器とは思えない。もう戻れない。よかったー。特にゾノトーンが音質を豊かにしている印象。AETは6メートルであるにもかかわらず、見事な伝送を果たしている。フルテックの1万円と価格差は12倍だが、これは、この配置においては不可欠がケーブルだった。この上のランクだと一気に30万円を超えるから、まずはよしとしよう。

でも、同じ品目でバランスにしておいたほうが、つぶしが利いたかな。バランス主力の機器が多いもんなあ明らかに。

|

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »